雑記

2018ゴールデングランプリ陸上in大阪まとめ

お疲れ様です。しましまです。

 

2018年5月20日㈰にセイコーゴールデングランプリが開催され、この試合はワールドチャレンジの1つとして位置づけられており、海外からも有力選手が参加。

もちろん日本のトップ選手も一堂に会する試合であり、日本でどのような記録が出るのか、見ることができるのかが期待されていました。

 

 

そもそもワールドチャレンジって?

ワールドチャレンジとは、3月~9月の期間に実施される国際陸連の年間シリーズであり、原則として各種目に世界ランキング50位以内の選手が4名以上参加することになっています。

2018年は全9戦が予定されており、「セイコーゴールデングランプリ陸上2018」は第2戦として開催。

 

※ダイヤモンドリーグ

陸上競技に携わる方がもう1つよく聞く年間シリーズがダイヤモンドリーグでしょう。ダイヤモンドリーグは5月~9月に世界14都市で開催され、第1戦から第13戦までに上位入賞し、獲得ポイントが多い選手のみが、FINALS(第14戦・第15戦)に進出でき、この決勝大会で勝利したツアーチャンピオンにはダイヤモンドトロフィーと賞金5万ドルが贈られます。

 

 

各種目ハイライト

100m・200m・400mリレー

100mは昨年のロンドン世界陸上金メダリストであるジャスティン・ガトリン選手が10秒07(-0.7)で優勝。本人からすればあまり良いタイムではないかもしれませんが、見ていてやはり1歩の力強さが他の選手とまるで違うなという印象。

日本人初の9秒台を出した桐生祥秀選手は10秒17で4位。スタートで良い反応を見せたと思ったのですが、中盤から後半にかけて思ったようにスピードが出ていなかったように思います。シーズン序盤ですし、調子が上がってタイムも伸びてくるのはこれからでしょう。

一方で同じく良いスタートを切った山縣亮太選手は10秒13で2位。中盤から後半にかけても安定した走りを見せました。10秒00の記録を持つこの人に早く9秒台を出してもらわないと、という期待は大きいものがあります。

 

200mはマクワラ選手が19秒96で優勝。日本人では飯塚選手が特に良いスタートを見せて、藤光選手も前半なんとかついていったのですが、外のマクワラ選手のスピードに引っ張られ過ぎてちょっと動きがバタバタとなってしまったかなと思います。

100mで桐生選手が9秒台を出したことで、200mでも19秒台という部分への期待が非常に高まっており、そこを達成するためには今回出場していないサニブラウン選手など若手の選手がどれだけ上がってこれるか、というのも大事かなと感じる試合でもありました。

 

 

800m

ムスタファ・スマイリ選手が1分46秒18で1着。川元選手が1分47秒22で2着に入りましたが、ラストのキレを見るとケガの影響かまだまだ状態が上がっていないのかなと感じるのと、日本人選手で世界に通用しうるのが現状川元選手のみというのが非常に寂しいことかなと思っています。

各種目において不動の存在というのがいるのは当然良いことですが、そこを脅かす存在が出てこないと競技全体のレベルが上がってきません。

世界では1分40秒の壁を破ろうとしている中で、日本人はまずは1分45秒の壁を速く破ってほしいなと思います。

 

 

1500m・3000m

1500mはオーストラリアのライアン・グレグソン選手が3分37秒42で優勝したのを始め、上位4人が全て海外勢。東海大学の舘澤亨次選手が3分40秒49で5位に入りました。舘澤選手はせっかくラスト良いスパートがあるのだから、ラスト1周での位置取りがもう少し良ければなと思うのと、やはり日本人選手のラストスパートはスピード的にも動き的にもまだ「長距離選手のスパート」という印象があって、海外勢の「短距離選手のようなスプリント」まではまだ追い付かないかな、と感じました。

3000mは服部弾馬選手が7分54秒73で2着。800mと合わせて日本の中長距離種目は世界のスピード感に追い付くのにもう少し時間がかかるか、大迫傑選手のような何かきっかけを与えてくれるような存在が必要でしょう。

 

 

試合を「見る」ことの大切さ

日本でもこうやって海外のトップ選手が出場する試合ができるようになりました。

テレビ中継で短距離界のレジェンドである朝原さんがおっしゃっていましたが、日本の陸上の試合でこれだけの人が集まり、これだけの歓声が沸くというのは本当に嬉しいことです。

陸上競技というスポーツがまだメジャーなスポーツになりきらないのは、こういったトップレベルのパフォーマンスを見る機会が少ないからでしょう。

そのためこういった試合に出場できる現在の日本のトップ選手だけではなく、こういった試合を観た若い選手がこのレベルで戦うことを目指してどんどん競技力の向上を目指していってほしいと思います。

 

 

では、今回はここまでです。