1500m

1500mのタイムが上がらない3つの理由【初歩と技術と知識】

お疲れ様です。しましまです。

今回のテーマは「1500mのタイムが上がらない理由」について。

1500mはトラックの中長距離種目の中でも1番馴染みのある種目と言えますが、途中からタイムが上がりづらくなる時期があります。

その原因についてまとめました。

なぜタイムが上がらない?

結論を先にまとめます。

1500mのタイムが上がらない理由

①ペース配分

②スピード持久力

③パワー不足

どれも基本的なことですが、改めて1つずつ学びましょう。

①ペース配分


1500mのタイムが出ない理由の多くはこれ。

具体的には「スタートから飛ばす→後半つぶれる」というパターン。これは1500mを走るランナーが1番やりがちですね。

中長距離でタイムを出すための鉄則は「イーブンペース前後」で走ることです。

勢いに任せて走っているだけでは結果は出ません。

レース動画やテレビの中継を観るようなトップ選手でも、冷静に観るとこうやって走っています。

・前半から突っ込んでいるように見える
→そのペースが彼らのイーブンペース前後、あのペースで走れる実力があるだけ

・ハイペースで走っても後半上がっている
→中盤に比べて上がっているように見えるだけ。実際に走っているペースは変わっていないor落ちている

周囲のランナーや応援に惑わされがちですが、自分は自分です。
自分にとって1番最高の結果を出すためにどうすれば良いのかを考えましょう。

②スピード持久力が不足している


これも中距離ランナーにありがちな課題ですね。

1500mのランナーは

・スピードがあるだけ

・スタミナがあるだけ

これでは意味がありません。

これらを繋げ合わせる「スピード持久力」という要素が重要になります。

「スピード持久力は不足していることは分かっているけれども、どうすれば向上させられるのか分からない…」
「そもそもスピード持久力ってどういうものなんだろう」
という方はまず以下の記事を読んでみてください。

結論だけお伝えしておくと、スピード持久力とは「速筋のスタミナ」で、スピード持久力を向上させるためには「インターバルトレーニングが有効」です。

【超入門】『スピード持久力』とは?簡単に分かりやすくまとめました。

③パワーが不足している


これは上記2点とは逆で、「中長距離ランナーが意識できていない」課題です。

中長距離ランナーは「パワー」という言葉を聞くとすぐに拒否反応を起こす癖がありますが、中長距離ランナーに筋トレーニングはいらないという考え方は割と真面目に3昔前の理論なのですぐに忘れましょう。

パワーを向上させるためには「筋トレーニング」が有効で、特に「プライオメトリクストレーニング」が推奨されています。

→中長距離ランナーがやるべき筋トレとは?【プライオメトリクス】

注意点としてはそもそも

パワー=力×速度

で、速度を出すためには重さとのバランスをとらなければなりません。

つまり筋トレーニングでは過度な筋肥大を起こして重くなりすぎないように気をつけなければならないということです。
(この部分が誇張され過ぎた結果、ランナーに筋トレーニングは不要という考え方に繋がったんだと思いますね)

トップランナーは「自分」を理解しています


割と基本的なことをまとめてきましたが、いろいろなランナーと関わっていると「自分のことを理解していない」ランナーが多くいます。

言われたメニューをこなすだけで、それが自分のどんな部分に繋がっているのかを理解していないランナーが多いのですね。

タイムを伸ばすランナーはきちんと「自分の強み・弱点」を理解していて、かつ自分の武器をどんどん伸ばすトレーニング、自分の弱点を補うトレーニンを自主的にどんどん入れています。

言われたことをこなすだけのランナーと差がつくのは当然ですね。

「自分」を理解するためには?


自分を理解するコツは簡単でして、「知識」を身に付けることです。

知識があると、自分の状態をより深く掘り下げることができて、その状況をピンポイントで解決する手段を計画できます。

例えば「自分はスピード持久力が不足している。長い距離の練習や、レストが長めの練習が多かったから、短い距離のつなぎで速いペースを走るインターバルトレーニングを増やそう」といった感じですね。

知識の身に付け方が分からないという方はまずは以下の本がオススメ。

トレーニングや身体の中のことが広く網羅されているかつ、イラストが多めで非常に読みやすいです。

ちなみにKindle版はKindle Unlimited会員だとタダで読めます。

まとめ

今回の内容をまとめます。

○1500mのタイムが上がらない理由
①ペース配分が悪い
②スピード持久力が不足している
③パワーが不足している

○タイムを効率よく伸ばしていくためには知識が必要

感覚的には、7割~8割くらいのランナーが言われたメニューをこなしているだけです。

そうならないための努力をコツコツ続けた人が、結果を出しやすい人の特徴ですね。