800m

【2018最新】800mで1分台を出すための「3つの条件」

お疲れ様です。しましま(@simasimasport)です。

 

今回のテーマは「800mで1分台を出すための条件」

Q.800mで1分台を出すためにはどうすれば良いの?

A.「スピードに偏り過ぎないこと」が1番です。

800mを走る上で、多くの選手(特に学生)が「1分台」を最初の目標としていますが、なかなか1分台を達成できない選手が多くいるのも事実。

達成できない理由の多くは、練習内容に偏りがあることが挙げられます。

例えば、400mを50秒~51秒程度で走れるロングスプリントランナーは、800mを1分台で走るには十分なスピードを持っていますが、実際に800mを走ってみるとほとんどの人が1分台で走ることはできません。

確かに800mのタイム向上においてスピードは非常に重要な要素。しかし、それだけでは上手くいかないのも800mなのです。

そこで今回は、800mで1分台を出すためにはどのようなことが必要なのか、具体的に学んでいきましょう。

 

800mで1分台を出すためには?

まずは結論から。

800mで1分台を出すためには以下の3つが重要です。

3つの条件

①400mを54秒~55.5秒程度で走ることができるスピードがあること

②1500mを4分10秒程度で走ることができるスピード持久力・スタミナがあること

③400m×2を58秒~59秒程度で走ることができること

 

以下で詳しく見ていきましょう。

 

1.400mのタイムを上げる

800mという種目のタイムを向上させるために、400mのタイムは非常に重要。

では400mのタイムを上げるためにはどうすれば良いのかということを考えていくために、まずは800mで2分を切るレースペースを整理しましょう。

800m:2分00秒
=400m:60秒
=200m:30秒

 

非常に分かりやすいですが、800mで2分を切るためには60秒/周で走る必要があり、そのペースに余裕を持つために400mのベストタイムが54秒~55.5秒程度あると良いでしょう。

400m54秒~55.5秒をさらに詳しく整理。

300m:40.5秒~42秒
200m:27秒~28秒
100m:13.5秒~14

 

このスピードを身に付けるトレーニングとしては、以下のようなものが挙げられます。

・(200m+200m)×nセット(r=200mjog)
→25.5秒~26.5秒以内

・(300m+100)×nセット(r=100mwalk)
→300m:38.5秒~40秒、100m13秒~13.5秒

・250m×3×nセット(r=150mwalk、R=10min)
→テンポ走、力まずスピードを出す感覚を身に付ける

 

 

2.スピード持久力を向上させる

800mにはスピード持久力、スタミナが必要です。

800mのトップランナーは3000m程度まで走れるのですが、ここでは1500mのタイムをスピード持久力、スタミナの目安としましょう。

800mで2分を切るためには、1500mを4分10秒程度くらいで走れる有酸素能力があると良いでしょう。

1500mで4分10秒程度で走るためには以下の3つの条件が重要です。

①1000mを2分40秒程度で走ることができること

②3000mを9分10秒を切って走ることができること

③ペース走を1km3分30秒台で行うことができること
 

詳しくは以下の記事を参照ください。

 

3.800mの分割走

上記2つを達成できていれば、最後の仕上げです。

400m×2をR=1minで行い、目標のレースペースよりを上回れるようにしましょう。

ここが達成できない方は「ハイスピード持久力」が不足している可能性が大いにあります。

400mの「絶対的スピード」があっても、1500mまで走れる「スピード持久力」があっても800mという種目を伸ばしていくためにはまだ足りません。

以下のような練習などを取り入れ、「ハイスピード持久力」も向上させましょう。

・300m×3×nセット(r=100mjog、10min)

・(300m+300m+100m)×nセット(r=100mjog、R=10min)

・(300m+250m+100m)×nセット(r=150mjog、r=100mjog、R=10min)
 

 

追究するか、武器にするか

800mを1分台で走ることができれば、ある程度のスピードが持っているという位置。

このスピードをさらに追及していくのか、このスピードを武器に距離を伸ばしていくのか、というようなことが考えられます。

自分がどのような選手を目指したいのかを考えながら1分台を目指しましょう。

 

では、今回はここまでです。

・「ハイスピード持久力」とは?スピード持久力をさらに掘り下げました。